東京の神社で仕事のご利益をもらおう!参拝作法の基礎知識
鳥居からお参りまでの注意点
神社に入ると、まず目に入るのが鳥居でしょう。鳥居は神聖な建造物ですので、鳥居をくぐる際には一礼をしてくぐるのが正しい作法です。参道を歩くときには、神様が通る真ん中は避けて歩きましょう。
そして手水舎の水を柄杓で汲んで右手から左手の順番に手を清め、最後に左手に水を貯めて口をすすぎます。ほかの参拝客も利用するので、柄杓に直接口を付けてすすがないようにするのがポイントです。
お賽銭の金額の決め方
お賽銭の金額は、正確にはいくらが良いのかということは決められていません。お賽銭には神様へのお供え物や護持費、穢れを払い清める、寄付をするなどさまざまな意味があり、一般的には日頃の感謝をお賽銭という形で伝えるために納めるといわれています。
お賽銭として納める金額として多いのが縁起を担いだ語呂合わせで、五円玉を「ご縁」と呼んで神様とのご縁がありますようにと五円玉を納める方が多いようです。
基本の参拝作法「二礼二拍手一礼」の流れ
神社でお参りをするときには「二礼二拍手一礼」が基本の参拝作法です。まず、姿勢を正した深いお辞儀を2回します。次に、胸の高さで、右手を少しずらし、ゆっくりと2回拍手をしてください。そして、手を合わせて神様にお祈りをします。最後に、姿勢を正して深いお辞儀を1回します。
なお、神社によっては拍手の回数が違うところもあるようです。
おみくじやお守りの保管方法
持ち帰ったお守りは神様のご加護がありますので、財布やカバンに入れて持ち歩くのがおすすめです。基本的には1年経つと神社に納めて、お焚き上げをしてもらいます。
おみくじは、今後どのように行動すればよいのかが書かれていますので、持ち帰ってときどき読み返すのがおすすめです。神社によってはおみくじを結ぶための場所があるので、結んで帰ることもできます。